美術学科公開講座「ウルシ塗りの箸とスズ鋳物の箸置きを作ろう!」を開催しました

公開日 2024年08月27日

8月24日(土)、美術学科デザインコース桜田知文教授、林宏准教授による公開講座「ウルシ塗りの箸とスズ鋳物の箸置きを作ろう!」が行われました。

講座は応募者多数で抽選となり、12名の方々が参加されました。

 

午前中は、ウルシ塗りの箸の制作を行いました。

あらかじめすり漆を重ねた箸に色漆で自由に絵付けをしていただきました。

 

漆が乾くまで一旦お預かりし、後日お届けします。乾くと落ち着いた色に変化するため、届くまでのお楽しみとなりました。

 

午後は、スズ鋳物の箸置きを制作しました。

厚紙にデザインを描き、糸ノコで切っていきます。そして厚紙を木で押さえ、切り抜いた厚紙部分に熔かしたスズを流し込みます。

 

時間をおくとスズが固まり、糸ノコで切り取った形が出来ます。その後、箸が置きやすいよう金づちで丸みをつけ、ブラシで磨き、素敵な箸置きが完成しました。

参加者の皆さまからは、「とても良い講座だった」「また次回もやって欲しい」等の声もいただきました。ご参加誠にありがとうございました。

美術学科公開講座は、一年に一度今後も継続して開講予定です。